タラの芽じゃないよ! ルピナス 元気な黄色
近所のスーパーで買い物をして
店を出ようとしたドアから入ってきた 白髪のほほえみをたたえたおじさん
瞬時に 記憶をたどれば
以前職場で一緒に働いたことのある方で パパ君の上司でもあり
近くに住んでいる人でした。
車なんかですれ違うこともありましたが
ダイレクトに面と向かい合ったのは もう10年ぶりくらいかもしれません。
満面の笑みのその方は ←この人に関する記憶には「微笑み」しかないなぁ
挨拶も何もなく
いっさい ワタシに躊躇することもなく
私の目の前に ぐちゃぐちゃに丸められたボール大のビニール袋をかざし
「 これ あげるっ

」 と微笑まれた。

え゛っ このビニール袋ですかっ
なんだか 茶色い色が透けた ぐちゃぐちゃの物体に
思わず 退いてしまったら
「 えーっと ウドじゃないなぁ
えーっと タラ・・・・そう タラの芽

」 とおっしゃった。
ほぅ、そうか 不気味な冗談じゃなかったか
っていうか
「 えっ

いきなり私がいただいていいんですかっ

」って感じでした。
10数年ぶりの対面で・・・。
(あっ

ワタクシ長身のため わりとどんな人にも覚えられやすく間違われにくい

)
だって ほんとに 偶然の出会いがしら
たまたま スーパーの出口で遭遇しただけだったんです。
とりあえず 「 ありがとうございます。 天婦羅にしていただきます。」 と答え
いただいてきました。
その方は、その後 足早に店内に入っていかれましたが・・・
いやぁ なんだったんでしょう
店内の私を見つけて、それで渡してくれたのか・・・
店内で 知り合いでもいたら あげようと思っていたところに たまたま私がいたのか・・・
まったく不明ですが
懐かしい人に会えた うれしいびっくりでした。
というわけで
おそらくワタシの人生初のタラの芽です。
レシピを探して 天婦羅にしてみました。
正直なところ タラの芽の味・・・?
香り・・・?
天ぷらとしては さくっさくで美味しかったのですが
いまひとつ よく分からない感じでございました。
おそまつっ
スポンサーサイト