引き続いて、cyoppiの書道の話
昨日、夏休みの宿題の読書感想文を書きながら cyoppiがつぶやいた
「 お習字ね、頑張って練習しても出してもらえんかもしれんって言われた・・・」
・・・ なんですって 実は、うすうす予想はしておりました。
よくよく話を聞いてみたら、この話しをしたのは 書道の先生。
夏休みの課題は、大体学校で選抜されて、学年代表とか、学級代表とかで
それぞれのコンクールに出品されるようなのですが
夏休み最初の会に学級代表に選ばれたcyoppiは
夏休みの課題を頑張っても、「別の子にもチャンスを」という考え方の学校であれば
選考から外される場合がある・・・
というようなことだと 思われます。
いや、あくまでワタクシの想像の範囲なので、真意は不明です。
が、 「(そういう判断をする場合があるから)出してもらえないかも・・・」 ということを
書道の先生は つぶやかれたものと思われます。
「でも、そんなことに負けず頑張ろう!」っていう先生の励ましの気持ちは
ちゃんとcyoppiに 届いておりましたよ
それだけ聞けば、
そんな~ ここまで練習してきたのに~ と思いがちですが、先にも書いたように ワタシにはうっすら予感がありました・・・。
ので、あらかじめ考えをめぐらしておりました
この夏休み、2つの課題を提出しようとしているcyoppi
たまたま 「 書きたい 」 と思った課題が ふたつあったというだけですが。
いつもの調子で、えらく前向きに練習してますが
学校を通して提出されていくコンクール・・・出してもらえない場合があるかも・・・
と、なんとなく思ってもいました。
お習字を習っている子は クラスにもたくさんいますし
当然、頑張ってる子もいるわけです・・・
学校としては、出来るだけいろんな子に頑張るチャンスを与えたいと思うのが当然。
現に、cyoppiは、夏に学級代表に選ばれたことで
気合が入り、やる気が出て、たくさん書いたことで、みるみる上達していけたわけで
このチャンスを与えてもらえたおかげで、ぐんと伸びるきっかけをいただいたのです。
長女Riraさんの経験から・・・
子どもが好きなコトを頑張っているとき、
「やってみない?」と先生に声をかけていただいたときは
それがチャンス。
そのとき 臆することなくチャンスの扉を自分で開き
真摯に取り組む。
そして頑張る気持ちになった子どもを 親はできるかぎり支えること。
やる気になった子どもと、引っ張り挙げようと力を注いでくれる先生と
それに協力していこうという親の三位一体があるとき
子どもは ぐんと伸びていく!
そんなことを Riraさんのバレエを通して教えてもらいました。
それほど チャンスはありがたいもの。
そういうことも含めて、いろんな子にも そのチャンスを・・・
と考えるのは 学校教育の場では当たり前のこと。
というような理解をしていたので、冒頭のcyoppiの言葉を聞いて
ワタシは cyoppiに こう話しました。
cyoppiは、頑張るチャンスをもらえたおかげで、たくさん練習できて上手になった。
それを他の子にも経験してもらいたいと考えるのも、学校の先生の仕事
夏休みの宿題で 提出された作品が cyoppiと同じくらいの出来栄えの子がいて
どっちを選ぶか迷ったとき
先生は、その子にもチャンスを・・・と判断することもある。
( 当然、代表に選ばれるかもしれないというレベルの作品を
cyoppiが書けたとしたら・・・ですけどね
)
そういう意味で、書道の先生は、
「出してもらえないことがあるかも・・・でも落ち込まないでね」と
言ってくれたんだと思う。
が、となればcyoppi! どっちがいいか迷うわれるようなレベルの作品を出すから
そういう辛い判断をされるのです!
誰が見ても、「 この子は 誰より頑張って書いている!」 と
ひと目でわかるくらいの 立派な作品を書くこと
どんぐりの背比べではなく、群を抜くこと! そこを目指して練習しよう!
たとえ、作品が選ばれなくても、練習してつけた力は消えない! cyoppiが、たくさん練習したおかげで、上手になったよね。わかってるよね。
だから、たくさん練習したことは 決して無駄にはならないのだよ・・・
と。
とかく、何かを競うコンクールは、
スポーツのようにはっきり数字で結果が出るものではありません。
審査員にもよりけり・・・というあやふやな部分もありますが
ようは、どんな人が見ても 有無を言わさないだけの群を抜いた出来栄えであれば
誰も何も言えないのです!
その高いレベルを求めて、本人がどこまでも練習するしかないのだと思います。
練習することは、必ずその子の力になっていく! そう思っております。
と、話は壮大ですが ・・・ 単なる夏休みの宿題です でも、自分も含めて、子どもたちの周りには チャンスがたくさん転がっています。
ただ、それをチャンスと気付けるかどうか
チャンスだと思って掴みにいけるかどうか
ここに、ひとつ大きな分かれ道があるような気がします。
特に、子どもなんて何がきっかけでスイッチが入るか分からないもの
小さな一個一個でも 大事にしてやしたいものです~
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